麻雀初心者~中級者の悩み
「麻雀のルールを覚えてリアルやオンラインで打ち始めたけど、なかなか勝てない」
「友人とセットをすると強い人がいるが、どうすればその人のように打てるか分からない」
麻雀を初めて1年~3年くらいほど経つと、ただ打つだけで楽しい時期を超えて、やっぱり勝ちたくなってきます。
でもなかなか上手くならない。
そんな方でも、少し勉強の仕方を変えるだけで、劇的に上達することができます。
このブログでは、麻雀初心者~中級者向けに”勝つ”麻雀の技術を紹介していきます。
戦術書を100冊以上読み漁り、プロ雀士として活動しながらハイレベルな場で得た実践的なノウハウも踏まえてお伝えしていきますので、是非参考にしてみてください。
見出し:麻雀で勝つために必要な4つの技術
早速麻雀で重要な技術を紹介していきます。
実は、麻雀に重要な技術はそんなに多くありません。
勿論、細かく見ていくと数百のセオリーや牌理の知識が必要ですが、その多くが出現頻度の低いセオリーであり、
押さえておくべきセオリーは多くありません。
そして、大事なのは覚える順番です。
ここでは、覚える順番に沿ってコツを紹介していきます。
最も麻雀で重要で最初に覚えるべき技術は牌効率です。
仮に麻雀を100点のテストとして考えると、牌効率が分かるだけで55点は取れます。つまり、他の全ての技術が完璧だとしても、牌効率が完璧な人には適いません。それほどに重要です。
麻雀は加点と失点の合計得点で勝敗が決まりますが、加点ができないとトップになることはできません。
そして、麻雀は4人に1人しかあがれないゲームです。
誰よりも早く和了する。それが初心者~上級者まで最も重要な技術です。
●牌効率で必要な技術例
・5ブロック理論
・塔子の強さ(ペンチャン・カンチャンの比較など)
・テンパイチャンス
など
牌効率の次に重要なのはベタオリです。牌効率ほどではないですが、これも本当に重要な技術です。(100点満点のテストだと25点分くらいのイメージ)
先ほども書いたように、麻雀は加点と失点の合計値で競うゲームです。
どれだけ加点しても、失点が多ければ勝つことはできません。
相手が立直や副露などをして「聴牌している」と分かった時、そしてオリると決めた時、どれだけ間違えずにオリきることが出来るか。
この技術の有無は実力に大きく影響します。
●ベタオリで必要な技術例
・スジ / カベ / ワンチャンス
・牌の危険度比較
・筋カウント
など
初心者が中級者にレベルアップする為に重要な技術がこの押し引きです。天鳳だと七段や雀魂だと雀聖1などにあがっていくには、この精度の高さで差がつく印象です。
正直、牌効率やベタオリは配点こそ高いものの、牌理の延長戦上の話なので、ある一定上手くなってくると大きく差がつくことがありません。
しかし、押し引きは色んな条件(点棒状況、捨牌状況、自分手配の価値など)を踏まえてのジャッジとなるため、人によって意見が分かれます。※この”色んな条件”を踏まえる必要があることも、押し引きが難しい理由。
ただ「加点したい」という気持ちに溺れるのではなく、場の状況から生まれるメリット・デメリットを勘案して正解を選ぶことができるかが重要です。
中級者~上級者に必要なスキルの読み。Mリーガーの華やかなプレーにはこの読みを駆使した選択があります。
しかし、読みはそこまで麻雀で強くなるうえでは序盤は必要がありません。
正確に言うと、今までに書いた3つの技術の方が圧倒的に重要です。
理由は大きく2つです。
⑴麻雀は不完全情報ゲームという性質上、どうしても100%読み切れる場面が少ない=使用頻度が少ない
⑵読みは相手の手が正しい手順であることが前提=高レベルな打ち手同士でないと、精度が下がってしまう
あくまで、上級者同士の戦いの中であと一歩の差を分けてくるのが読み、という認識でOKです。
まとめ
今回は、麻雀上達に必要なポイントをご紹介しました。
勿論、牌効率が一番重要とは書きましたが、それだけ学べばよいという訳ではなく、その人のレベルによって
各要素内でも必要な技術は異なってきます。
次の記事からは、各戦術やセオリーについて取り上げていきますので、是非併せて読んでみてください。
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