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【牌効率】牌効率の基礎・5ブロック理論をマスターしよう!

目次

牌効率の基礎・5ブロック理論

麻雀のアガリ形は4メンツ1雀頭。それはつまり、5つのブロックで出来上がっています。

しかし、和了に至るまでの過程では、6ブロック以上で手配が構成されています。

5ブロック理論とは、手牌がブロックオーバーしている際に各ブロックの優劣を比較し優秀な手牌で進行する考え方ということが出来ます。

5ブロック理論を意識して打てるとこんなメリットがあります。

  • ターツを序盤に選択することで、手牌進行の方針が分かりやすくなることで切るべき牌が分かりやすくなる
  • 余分なターツ(牌)を持つ必要がなくなり、安全度の高い牌を持つスペースが生まれ守備力アップにつながる

攻撃・守備どちらのレベルアップにつながりますので、5ブロック理論は絶対にマスターしましょう!

5ブロック理論の使用場面

5ブロック理論と一括りに言うと仰々しく感じますが、使う場面というのはある程度体系化することが出来ます。

まずはその場面を俯瞰的に見ていきましょう。

  • 5ブロックの状態で、一番強いブロックから1枚切る
  • 6ブロックの状態から不要な1ブロックを切る
    • ペンチャン VS リャンメンなどブロック自体の強さで比較し、弱い形を切る
    • 同じ形のブロック同士で比較し、弱いブロックをきる
  • 手役を高めるためにブロック構成を作り替える

このように、大きくは3つのタイミングでしか使わず、あとは細かいターツの強さが分かっていれば答えが導き出せるものなのです。

そう考えると、理解しやすそうな気がしていきませんか?

彼方
どんな技術も使うメリットと場面を最初に理解していると応用が利かせ易くなります

➊5ブロックの状態で、一番強いブロックから1枚切る

例えば、下の牌姿を見てみましょう。

皆さんは何を切り、それを切る理由は何ですか?

この手牌、まずは4メンツ1雀頭を作る、という意識で分けてみましょう。

そうすると、下記の5つに分けることが出来ます。

  • 3455m
  • 779m
  • 67p
  • 23s
  • 667s

そうすると、3455mのブロックが既に完成しているので5mが不要だと分かります。

このように、5ブロックで分けることで各ブロックの必要牌が分かりやすくなり、不要な牌の切り出し早めることが出来ます。

ブロック分けを行うことで、不要な切り出し牌が見えてくる

➋6ブロックの状態から不要な1ブロックを切る

これはややバリエーションがありますが、重要なのはターツの強さを比較して弱いブロックを(保留して抱え過ぎずに)先に切る。ということです。

具体例を見ていきましょう。(画像を見て、自分なら何を切るか+その理由も考えてみてください!)

パターン➋-1:ペンチャン VS リャンメンなどブロック自体の強さで比較し、弱い形を切る

この手牌だと、候補としては12pと落としていくか、7sを切るかの方針がありますが、

5ブロック理論では12pを落として、残りの23m/45p/33s/778s/西西西の5ブロックで進行します。

今回の牌姿では3pは45pがあるので受けが利く(裏目にならない)という理由はありますが、

ここでは”3pが裏目にならない”から12p切りなのではなく、3sや7sの受けにも期待して5ブロックで進める、

という理由もセットで思い浮かべられるかが重要です。

12pが弱いターツだというのは別途ターツの章で説明しますが、不用意に手を広げ過ぎず、聴牌~アガリ形を思い描いて進行していきましょう。

4メンツ1雀頭を意識することで、不用意に手を広げ過ぎず安全度の高い進行ができる

パターン➋-2:同じ形のブロック同士で比較し、弱いブロックをきる

9pが4枚揃いましたね!なので、ここはカン!!

としてはいけません!

今回もまずはブロックに分解してみましょう。

  • 23m
  • 56m
  • 34p
  • 66p
  • 789p
  • 999p

6pが6788p / 9999pと見えそうにもなるのですが、このように6つのブロックに分けることができます。

なので、今回は9pのカンは雀頭を消してしまうので避けた方がベターでしょう。

そうなると、5ブロックで進めるためには(5mが赤ドラなので)23m / 34pの比較になります。

今回は4mが二度受けになってしまうため、23mを切りましょう。

ヘッドや暗刻が複合すると、少し手牌構成がぼやけてしまいがちですが、そんな時こそブロック分けを行うことで、

打牌の選択に無駄がなくなってきます。

複合形が混ざっている時こそブロック分け!必要なターツを確認しよう

➌手役を高めるためにブロック構成を作り替える

ブロック理論で一番迷う場面かもしれません。

まずは例題を考えてみましょう。

やっと聴牌!と思ったら、そこまで嬉しくない7s引き。

渋々ですが赤5p切って立直。

・・・でいいでしょうか?

アガリトップなどの限定的な状況であればそれでも良いかもしれません、ここはもう少し踏み込んで考えてみましょう。

まずはブロック訳です。

  • 11m
  • 345m
  • 4445p
  • 345s
  • 57s

これで5ブロックですが、4445pの部分を[44p][45p] / [444p][5p]とみることが出来ます。

これに気づければ、11m落とし、という打牌が見えてきませんか?

立直ドラ1の手が、MAXメンタンピン3色赤赤でツモれば倍満まで見えてきます。

ブロックの見方を変えながら、時には打点を高めるために手を作り替えることも重要です。

ブロックの分け方は一通りだけとは限りません。

まとめ

今回は牌効率の基礎となる5ブロック理論について解説しました。

5ブロック理論は手牌進行が明快になるので、取り入れると一気に攻めのキレとスピードが増してくるので必ずマスターしましょう。

中には、あえてブロックを限定させず手広く構える6ブロック理論もありますので、そちらの記事も併せて読んでみてください。

攻めのレパートリーを増やしていきましょう。

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